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ご由緒
八王子山に大山咋神が降り立ったことに始まるという。その後、667年に天智天皇が大津に都を遷都した際に奈良より大己貴神が勧請され、現在の東本宮と西本宮のようにおまつりされるようになったという。延暦7年(788)に伝教大師が比叡山寺を建立した際には日吉社を守護神として定め、さらに平安京の鬼門にあたることから鬼門除け・災難除けの社として大いに崇敬を集めた。中世にかけて山王神道の中心地として大いに隆盛したが、織田信長の焼き討ちにより社殿が焼失した。その後、豊臣秀吉の援助により復興され、桃山時代に建立された社殿群が今に伝えられている。