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ご由緒
圓福寺(えんぷくじ)は慈覚大師円仁によって開創されたと伝えられている古刹。立石寺(山寺)を創建した後、比叡山に戻る途中で当地に差し掛かった慈覚大師の前に阿弥陀如来が出現し、当地に阿弥陀如来像を祀るように告げられたという。慈覚大師は、そのお告げに従って阿弥陀如来像を造立し、寺院を創建。中世には、当地の領主であった鳥羽田氏によって大般若経が寄進されるなど庇護を受けたが、火災や天災により慈覚大師御作の阿弥陀如来像をはじめ歴史を物語る史料などは失われてしまった。江戸時代末期の嘉永年間、当時の住職隆昌が水戸東照宮別当寺の大照院に置かれていた阿弥陀如来坐像を水戸徳川家から拝領し、圓福寺の御本尊として今日まで伝えられている。
