history
ご由緒
寛永寺は寛永2年(1925)に創建したが、一度にすべてができたのではない。はじめは本坊という住職が住まう建物から始まり、その後競い合うように建てられ、最も栄えたのが元禄年間(17世紀ごろ)であるといわれている。寛永寺は多いときで三十六坊(現在は十九坊)の子院があったといわれるが、護国院はその中でも早い段階で建てられた子院である。初期のうちに、釈迦如来を祀る釈迦堂として建てられました。護国院の最初の住職である生順僧正は、寛永寺を開いた天海僧正から厚い信頼を受けた弟子のひとりであった。その生順僧正は護国院の別当として釈迦堂の管理を任されており、それが今でも引き継がれている。