history
ご由緒
霊水を祀る東海地方最古級の寺
いいね
0
しんぷくじ
愛知県岡崎市
真福寺は東海地方の中で歴史の古いお寺です。古代から中世、近世、現代へと時が移ろう中、ご本尊である水体薬師如来を中心に人々の祈りが紡がれてきました。真福寺には、それぞれの時代に生きた人々の祈りの対象となった仏さまや寺宝が伝えられています。
真福寺本堂は八角堂を囲うように造られており、その中にある井戸の水が本尊の「水體薬師如来」である。現本堂は3代目で、室町時代中期に再建された建物である。中央には御前立の薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将が祀られている。また、かつて36カ寺あったという末寺から移されてきたという様々な仏さまもおまつりされているほか、徳川将軍家の位牌や真福寺の寺領で誕生したという本多平八郎忠勝の位牌もおまつりされている。
真福寺の入口に建つ仁王門は、応永17年(1410)に焼失後、明応3年(1494)に再建された建物であると伝えられている。両脇に安置されている仁王像は、永正12年(1515)に造立されたと伝えられているお像で、像高3メートルを超える巨像である。また、境内に建つ多宝塔は室町時代初期に建立されたと伝えられている建物である。内部には、釈迦如来と多宝如来が並んでおまつりされているという。
学生レポート

奈良大学文学部3回生
学生レポート

立命館大学大学院1回生
ご由緒
参拝情報